県道188号線旧大貫隧道 その2





内部はそれほど荒れている訳でもなく、崩壊等の恐れも無かった。
ただ幅員4.3mという一車線規格の隧道では
増加する交通量に対処する事は出来なかった。




洞内でお約束の高さ、幅測定。
すでに数値は知っているので意味がないと言えば無いのだが・・




洞内数十mで入り口を振り返ってみる
地層がくっきりと浮かび上がっている・・
ここに限らず房総半島内の手掘隧道では至る所で地層を見ることが出来る。



内部を強力ライトで照射してみる。
地層がはっきりと浮かび上がっている。



洞内に朽ちた照明器具が落ちていた
二つ穴のソケット、赤錆た安定器
この隧道の照明は蛍光灯である事が判る




何とか撮影出来た隧道内の道床
この隧道はコンクリートで舗装されていた
なお余談ではあるがコンクリート舗装は写真のように
5m〜10m間隔で区切ってある。これは「収縮目地」と言って
熱膨張でコンクリートの舗装が割れる事を防ぐ効果がある




少し行くと更に照明の残骸が落ちていた。
今度は蛍光灯の残骸も残っている




東芝製の直管型40W蛍光灯
ラピットスターターとはグローランプを使わない・・
いや、わざわざ説明する事も無かろう。





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