2006-09-27 作成

県道188号線旧大貫隧道 (千葉県)





千葉県館山市から南房総市千倉地区を繋ぐ千葉県道188号線
そのほぼ中間に位置する大貫地区に古い隧道が眠っているという・・
大正15年竣工、長さ210mもある大規模な素堀隧道である。




県道より旧道へと進む。具体的な場所はあえて示さないが
館山市と旧千倉町(現南房総市)との境界線に位置するので
発見は容易な方である。なお古い地図のカーナビでも
物によってはこの隧道が印されている場合がある。




旧道沿いの民家を過ぎるといよいよ道路は藪めいてくる。
しかしこの程度の藪などポエたんに取ってみれば屁でもない。
(もうちょっと車いたわれ自分)




藪を突き進み、いよいよポエたんでも進行不能となった場所に停車。
藪の中に良い雰囲気を醸し出している坑口が見えてきた。




坑口近影。素堀だけあって一目見ただけではとても隧道とは思えない。
路肩に立つ「千倉町」の標識だけが、かつてこの場所は道路だった事を主張する。




いよいよ坑内に進入する。内部は長らく降った雨により靄が発生しており
フラッシュを使用した洞内撮影はほぼ不可能であった。




坑内より出口を撮影。垂れ下がるパイプからすると
洞内には照明が灯っていたようだ。





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