国道13号線旧線「萬世大路」福島側その4(福島県)





三島により築かれたこの道路は明治14年の開通式の際
明治天皇により「萬世ノ永キニ渡リ人々ニ愛サレル道トナレ」という願いを込めて
萬世大路と命名された。
(尚、通常は萬世大路はこの旧国道を指し、万世大路は現R13を指す様である)
今でも当時明治天皇が休まれたという記念碑が二ツ小屋隧道入り口に残されている。




二ツ小屋隧道内の崩落箇所
この辺りの地質は硬く脆い岩で出来ている様である




隧道出口付近の崩落箇所
こちらは完全に穴が開き空が見えている。
しかも坑口上の水が滝の様に流れ込んでいる




隧道出口付近
先ほどの滝により大きな水溜りが出来ている。
補強により内巻されたコンクリも剥離して路面に散乱している
しかしこんな状態まで疲労したこの隧道は
現在でも車両が通る現役隧道なのである。



二ツ小屋隧道出口
補強用の内巻が半分落ちている




二ツ小屋隧道を後にして歩き始める。
数百mほど歩くとやがて鳥川橋にたどり着く




鳥川橋の欄干
完全に風化し鉄筋だけを残す





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