常磐線旧線その12「金山トンネル1」(福島県)
金山トンネル(L=1654.0) 車両通行不可
いよいよ常磐線最大の遺構、金山トンネルである。
このトンネルは過去に本や各サイトにて紹介されている超有名物件である。
しかしこの目で直に見ると、その威厳と風格にもう圧倒されっぱなし・・
まさに常磐線のラスボス的存在である。
まずは金山トンネル北側より見てみる。
あぜ道を進んだ先に空きスペースを見つけ
ポエたんを駐車し藪突入の支度をする。
アプローチ方法としては旧線路敷は歩行不能であるので
現トンネル坑門までは営業線に沿って歩く事になる。
現トンネルより旧軌道敷に入るとそこからは藪漕となる
藪と戦うこと数十分、いよいよ金山トンネル入り口が見えてくる。
金山トンネルの扁額。
常磐線の旧トンネルの中でも扁額が設置されたトンネルはこの金山トンネルだけである。
このトンネルがいかに常磐線で重要な構造物かが良く判る。
そしていよいよ入坑・・・・ と思ったらこの有様である。
見渡す限り水没。しかもその底は深い泥。これではお手上げである。
入り口付近を堪能しそそくさと退散。
←その11へ 戻る 金山トンネル2へ→