2005-02-17 作成
エプソンプリンター用インク連続供給システム
プリンターのインクは高い! とにかく高い!!
特にエプソンのインクはその特性上、若干のインクが残るため余計高くなる。
ましてや旧型のPM7xxやPM8xxシリーズはインクカードリッジが一体のため
一つの色が無くなっただけで全部取り替えなくてはならない・・ 全く経済性に欠ける。
だったらどうする? インクを交換しなければ良い訳だ!!
そこですでに一部製品化されているインク連続供給システムを作ってみた。
![](jpg/01.jpg)
これが今回のエモノであるエプソンのPM760Cである
発売当時人気だったiMACに合わせた色はプリンターのイメージを一新させた。
ちなみにお値段はハードオフで500円である。
![](jpg/02.jpg)
これが今回必要な部品「インクタンク」と「ビニールチューブ」である
インクタンクは百均の化粧品売り場でゲットした詰め替えボトル(60ml)で
チューブは釣具屋でゲットした絡み止めパイプ(内径1mm・4.5m)である。
なおA4プリンタでタンクは6個(300円)チューブは2袋(200円)必要である。
![](jpg/03.jpg)
初めにプリンターの分解から始める。
矢印の4カ所のネジを外せばプリンターの上部カバーは簡単に外す事が出来る。
なおどうしても外れない場合はヘッドが引っかかっている可能性があるので
プリンタヘッドを手で最右へ押し込むとカバーは取れるはずである。
![](jpg/04.jpg)
まず最初にインクを送るチューブの作成である。
チューブはプリンタヘッドのフラットケーブル(白い板状のケーブル)に這わせて
設置するので、大体1mほどの長さになる。
それを机上等に6本きれいに並べ、バスコーク等のシリコンシーラントを上から塗る。
尚、実際シーラントを塗る部分はフラットケーブルの長さだけで良いので
一度チューブ一本を実際に配置してマーキングすると良いだろう・・
![](jpg/05.jpg)
チューブのシーラントが乾いたら実際にフラットケーブルへ沿わせるよう配置して
赤枠の部分を接着剤等で固定する。使用する接着剤はセメダインSUPERX等のゴム系の物を使う
なお、写真のように手動でヘッドを動かしたい場合、一度ヘッドを右一杯に押し込んでから
左にある大きなギアの上部を「奥に回す」事でヘッドのロックが外れる。
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