ランプが出来上がったらライトのリフレクタへ固定する。
これもエポキシで仮止めして、ランプとリフレクタの隙間に
耐熱パテを充填していく。 ここで注意なのだが
ランプの位置により光束が大きく変化する。
スポット気味かワイド気味か、ここでは好みによって違ってくるので
パテが硬化しないうちにじっくりと点灯→調整を行う。
ランプの位置が決まり、パテが完全に硬化してから
耐熱パテを流し込んだ方が確実だろう。
※作成後暫く経ってから判った欠陥であるが、この耐熱パテは相当量の油分が蒸発します
 パテが固まったからと安心し、すぐにライト周りを組んでしまうと
 点灯時蒸発した油分によりリフレクタ、ガラス面が真っ白になってしまいます。
 また、このTL404のリフレクタは揮発油などの油脂類でふき取ると
 メッキがすぐに剥がれる事も判明致しました。
 解決方法として、耐熱パテが固まったらガラスを組み込まず
 リフレクタ面を真上に向け一時間ほど点灯させる事で
 パテが焼け、油分が蒸発するので、その後に組み立てればOKです
 (焼く時間は長ければ長いほど確実です。実際使用するバッテリーを使って
  点灯→充電→点灯と、各種ランタイムの計測を兼ねればちょうど良いでしょう)






実際に組み込んでほぼ完成である。
この後スイッチやバッテリーまでのケーブルなどを取り付けるのだが
これは用途や作り方によって大分変わって来ると思うのでここでは割愛する。






野外での点灯試験、照射した建物まではおおよそ100mの距離であるが
この光量はどうだろう・・ 新聞はおろかエロ本まで余裕で読めそうな勢いである。
元々TL-404のリフレクタはムラのないしっかりした作りであるので
調整さえしっかりやれば恐ろしく鋭い光線が作り出される。







こんな感じで久々に面白い物が出来たと思う
さてここでお約束の話なのだが
このレポートはあくまでも参考までに留めておく事!
実際作るとなればここで挙げた問題点の他に予期せぬトラブルも予想される。
また、今回の場合は生命の危険さえ危ぶまれる場合があるので
このページを鵜呑みにせず、自己判断と自己責任で改造する事!
感電して死んでもわたしぁ知りません・・・・

ちなみに点灯中のライトは人に向けてはいけません・・
この明るさは視力障害を起こすかも・・・
私自身も点灯中のライトを直視しましたが・・マジ凶器です。






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