2005-10-23 作成

国道13号線旧線「萬世大路」福島側その1(福島県)





福島と山形を結ぶ大動脈「国道13号線」
その県境である栗子峠に、かつて大動脈という大任を背負った道路が眠ってる
苦労と歴史が詰まったこの旧道を訪れて見ました。




今回は珍しく単独での訪問ではなかった。
いつもお世話になっている廃道系サイト「山さ行がねが」のOFF会で知り合った
龍唏(たつき)氏とトリ氏との合同調査である。なお今回はポエ号故障により
急遽トリ氏の赤い彗星トリバード号(勝手に命名)による移動となった。
午前2時土浦出発、午前6時にたつき氏と合流し
午前7時、国道13号線東栗子トンネルに到着。




東栗子トンネル脇にある林道入り口
こちらは旧国道で無いのだが現在この林道が
正規のアプローチルートになっている




この道路は7月に一度車で行き止まりの太平集落跡まで走った事がある。
急勾配、荒れる路面・・ 一応車両の通行は時々あるのだが
ここを普通乗用車、しかもFFのステップワゴンで登るバカは
恐らく私くらいのものだろう・・
ごめんよポエたん。



ふと見上げると上空にワイヤーが通っている
これは・・・? 一応状況からすると索道の様なのだが・・




実はこの場所は過去スキー場だったのである。
飯坂スキー場と言うこのスキー場は何時開業して何時閉鎖されたか
全く持って不明である。ただ、上空のリフト跡とスキー場に由来する
この林道だけが唯一残された当時の名残なのである。




林道を突き進むとやがて旧国道と合流する。
写真手前の龍唏氏が立つ場所が旧国道敷、奥のトリ氏が立つ場所が
林道となっている旧国道敷である。





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