浄土ヶ浜自然歩道 廃道区間その2





太平洋の波に揉まれ見るも無惨になった廃遊歩道・・
いよいよその探索が始まった!!
そして・・・・・
その1の写真で既にゴールも見えている(マテ




落石区間を突破!
・・といっても普通に歩くだけである
落石区間から更に10m程で今度は藪漕ぎの予感
一応「廃道」の醍醐味は一通り揃ってるようである
スケール小さすぎるけどな・・・





こちらも崖上からの崩落で埋まった模様である
しかし先ほどの落石区間と違って岩石ではなく土砂によって埋没したために
そこを苗床にこの様な藪が形成された様である。
当然迂回も簡単なのだが、ここはあえて藪を突破してみた




藪の区間は約15m程、突破すると目の前に当時を思わせる風景が出てきた
岩場の上にコンクリートを貼り歩道を造った様だ。
丁度岩の陰になって波を受けなかったらしく、大きな破損も無く普通に歩くことが出来る。
目の前は宿漁港の岸壁が迫って来る。この廃止区間終了も間近であろう・・




藪の区間を突破して50m程であろうか?
小さな落石は見られるが比較的良好な状態である
あの先のカーブを曲がればもう宿漁港・・
この廃道も終了である。




最後の最後で歩道が崩壊している
これは波により洗掘されたものであろう・・
路盤は流され基礎の岩場が顔を覗かせている。




・・・・!????

ず・・・隧道!!?




もう宿漁港の岸壁に出るという時点でまさかの隧道!
規模は小さいが、海に張り出す岩に開いた穴・・
人を通わすための歴とした廃隧道である。




高さ約2m程、幅約3m、長さは7m程であろうか?
見慣れた林鉄サイズよりちょっと小さい感じである。
路盤には波で運ばれた砂と砂利が堆積しているが目立った崩落はなく
容易に通り抜け出来そうである






早速入洞してみる。
長さも僅かである為内部は乾燥しており足下も砂利ではあるが歩くのに苦は無い
堆積した砂利のお陰で高さがちょっと足りない感じである





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